InstagramのPR案件に潜む詐欺の手口!実体験から学んだ教訓

身近に潜むSNS詐欺の危険

InstagramやTikTokを通じて届く「魅力的なPR案件」。一見、信頼できる企業からのオファーに見えますが、その裏には巧妙な詐欺が潜んでいるかもしれません。私が実際に体験した「コネワク」と名乗る怪しいサービスの全貌と、詐欺を見抜くためのポイントを詳しくお伝えします。SNSで仕事の依頼を受けたことがある方は、ぜひ最後までご覧ください!

1. Instagramからの巧妙な接触

ある日、InstagramのDMに「PR案件のご依頼」というメッセージが届きました。送信元は実在する企業名を名乗り、丁寧な挨拶とともに「商品の魅力を発信してほしい」と提案。公式アカウントのようなプロフィールで、怪しい印象は一切ありませんでした。「これはチャンスかも」と、言われるままLINEでのやり取りに移行。しかし、詐欺師は信頼感を演出するために、実在する企業名や公式っぽいアカウントを巧みに使うことがあります。

2. 契約内容に潜む違和感

提案された契約は、
半年で10回投稿、報酬は合計90,000円
1年で16回投稿、報酬は合計144,000円(1投稿9,000円)

私の普段の単価(1投稿2,000円程度)に比べ高額で、「ステップアップのチャンス」と感じました。しかし、契約は「コネワク」というサイト経由で電子契約を結び、報酬は前払いと説明されました。通常、PR案件は投稿後の後払いが一般的。なぜ前払いなのか、違和感を覚え始めました。

3. 個人情報提供と詐欺の手口

契約手続きで、銀行口座番号やマイナンバーカードの提示を求められました。送金用の口座番号を入力後、
「口座番号が間違っている」
「凍結解除のため、指定口座に11万円を振り込んでください」
と連絡が。
いつもコピー&ペーストで正確に入力しているのに、なぜか「1桁ミス」と不思議と不信感が。
さらに、サポートはLINEのみで、サイト上では振込先変更ができない仕様。
急かされるように「30分で送金確認が完了する」「今すぐ公式LINEに連絡を」と催促され、詐欺の典型的手口に気づきました。幸い、送金前に違和感に気づき、金銭的被害は避けられました。

4. 詐欺を見抜けたポイント

以下の点から、詐欺だと確信しました:

  • 上場企業の偽装: サイトに記載された証券コードが実在する別企業のもの(例: トヨタのコードを自社と偽る)。
  • ハリボテのHP: 一見立派だが、リンク先は「表示内容無し」や空ページばかり。
  • LINEのみのサポート: 公式サイトに電話番号やメールアドレスがなく、連絡はLINEのみ。
  • 使い捨てアカウント: Instagramのアカウントが短期間で削除される。

5. 詐欺を防ぐための注意点

  • SNSやLINEでの急な依頼は慎重に: 個人情報や送金を求められたら、まず疑う。
  • 高額報酬に注意: 前払いや異常に高い報酬は詐欺のサイン。
  • 「口座ミス」「凍結解除」は危険信号: 送金を急かされたら一旦ストップ。
  • 個人情報提供後の対処: 提供してしまった場合は、銀行やカード会社に連絡し、口座監視を依頼。

まとめ

SNS経由のPR案件は、魅力的に見えて詐欺の罠であることがあります。私の体験から学んだのは、「違和感」を無視せず、冷静に確認することの大切さ。少しでも怪しいと感じたら、しっかり会社の事を調べてり、送金指示して来ても絶対にお金を送らない。送ったお金はまず返ってこないです。企業の公式HPや連絡先を直接確認しましょう。あなたも詐欺から身を守るために、今日から「疑う目」を持ってください!

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